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波に乗って、痛みを超えて｜Sadboiterraが新曲「波」をリリース
- ドラム師匠
- 12 分前
- 読了時間: 2分
2000年生まれで、日系ブラジル人3世として静岡県で育ったラッパー Sadboiterra（サッドボーイテラ）が、4月15日に新曲「波」をリリースした。そして、BillionboardのYouTubeチャンネルで、ライブパフォーマンスが公開された。
Sadboiterra は、2月にEP 『REBORN』をリリースしたばかり。そこでは、貧困と暴力、薬物に囲まれた生い立ちを生々しく描き、孤独や痛みを抱えながらも音楽で這い上がろうとする決意を歌にしていた。
そこからわずか2ヶ月、彼はさらに静かで強い一歩を踏み出している。
この新曲「波」で歌われているのは、君と出会うことで余計な見栄や飾りを脱ぎ捨て、素直な自分へと還っていくラブソングだ。
マジで似合う靴と同じ
君のハートまでもガラス
凍ってるのは溶け合うため
その時までじっと待つ
〜「波」のリリックより引用〜
しかも、単なる恋愛のリリックじゃなくて、相手の壊れやすさまで理解し、守ろうとする愛が詰まっている。それは、痛みを知る Sadboiterra だからこそ表現できた、静かな優しさに満ちている。
太鼓のようなうねりをあげるパーカッションは、彼の鼓動の高鳴りと連動しているので、サウンドと併せせて聴いてほしい。
太鼓のように、大きくうねるパーカッションは、彼の高鳴る鼓動そのもの。
音と言葉が一体になったこの曲で、心と身体を揺さぶられて欲しい。
info
Sadboiterra
Instagram：https://www.instagram.com/sadboiterra
text by ドラム師匠
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