千葉・東京を中心に活動するラッパー BILL が、9月21日に新曲「罪」をリリースした。
ウクレレのリフとリバーブがかった女性ボーカルが、青空のように突き抜けたトラックで、「罪」というタイトルとのギャップに耳を傾けてしまう。
人生に罪がついたことで、生きることの幸せを見出すことができた…
そんな思いをフォーキーにラップしている。
BILLは、2024年に今作を含めて3作リリースしているが、攻撃的な「PRESS」、ダンサブルな「おしゃれがテーマ」とそれぞれテイストが異なる作品になっている。彼の心境にどんな変化があったのか気になったので、本人に質問を投げかけた。
◤ショートインタビュー◢
ー 「罪」のMusic Videoを北海道のクルー North $quad のチャンネルから公開していたのが意外に思いました。どのような経緯で公開されたのでしょうか?
BILL:North $quad のメンバーと美容室が同じなんですよね。ZUG2WANG っていう名前の美容室で、自分が今一番大切にしている場所です。
メンバーの Kourt 君のアルバム『GUNSO TAPE』に収録された「前夜」という曲に自分が客演参加しています。その頃からメンバーと遊ぶ機会がありました。メンバーの juu 君が、どんどんMusic Videoを撮っていきたい状況だったので撮影してくれました。撮影場所も ZUG2WANG です。そんな流れですね。
ー 2024年に入ってから「PRESS」「おしゃれがテーマ」「罪」と楽曲の振り幅が大きくなっています。心境の変化があったのでしょうか?
BILL:自分はジャンルとかではないんですよね。トラックがいいからを曲を作るじゃなくて、自分が今どういう気持ちとか、どういうことを書きたいといったテーマに合ったトラックを探しています。「おしゃれがテーマ」では、おしゃれがテーマっぽいトラックを探しました。
ー 「罪」もあのトラックのような心境だったと分かります。
BILL:マインドに合ったトラックを探しているから、振り幅が大きくとらえられるかもしれませんが、自分的には気持ちをラップしているだけです。SoundCloud では、フォーク、ロックとか、レゲエもあります。何でもやってみたいです。
ー 「罪」の楽曲制作のエピソードがあれば教えてください。
BILL:留置所から出てきて、速攻曲作りするしかないと思いました。完成した曲を ZUG2WANG のメンバーに聴かせたら、「超ヤバいよね」という話になって、juu 君が速攻で撮影してくれました。楽曲制作からMV公開まで約1ヶ月と、いいテンポでリリースすることができました。
info
Instagram:https://www.instagram.com/bill___csm
SoundCloud:https://on.soundcloud.com/xjnFHX2sxKzUZ4YB7
text by ドラム師匠
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