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【独自取材】東京のクルー 百鬼夜吼 のメンバー NO-NAME が、発狂寸前のMADな曲「凌駕」のMVを公開| 「元々攻撃的な自分をだすのが好きです」


スピーカーを強烈な圧力で突き上げる808 Bass、耳をツンざく高周波。

発狂寸前のMADサウンドで始まるこの曲は、「百鬼夜吼」の掛け声と共に始まる。


東京 江東区を拠点に活動するクルー・百鬼夜吼 に所属するラッパー NO-NAME の楽曲「凌駕」のMusic Videoが公開された。


この狂気に満ちたサウンドに合わせて叫びたくなるところだが、NO-NAMEはその熱い思いを内に秘め、容赦なく言葉を紡ぎ放っていく。


「日々咆哮」「魑魅魍魎」「意気揚々」といった四字熟語には日本語ならではの語感があり、ノイジーだと思っていた高周波が、どこか祭ばやしに聴こえてくる不思議さがある。


さらに、この曲が収録されたアルバム『774』を聞くと、エレクトリック要素のある曲は「凌駕」「RAP JUNKIE (feat. 13GANG)」「I Represent Me (feat. LIL CROWN)」の3曲のみ。全体的には NO-NAME のリリシストぶりが発揮され、じっくりと耳を傾ける内容となっている。


そこで今回、NO-NAMEにインタビューを行った。




ー クルーである 百鬼夜吼 のメンバーを教えて下さい。



NO-NAME:自分とLUCA、SHOの3MCです。ヒップホップ好きな地元の6人に声をかけて結成されました。そこから色々あって、抜けたりして、今は3人になっています。



ー アルバムの1曲目「No NANE」でもクルーについて語られています。NO-NAME さんにとって 百鬼夜吼 とはどのような存在でしょうか。



NO-NAME:10代の頃は、金が無くたって笑えてた事とか、何もする事がなくても見えてる世界が色付いて見えてたりしていたのに、だんだん歳をとり大人なっていくにつれて、普通とか当たり前っていう言葉に押し潰されて、生きていく事に対して、生きてる心地がずっとしなくて…


でも、抜けてしまった元メンバーが言った「俺らで曲作ってみない?」って言葉をきっかけに、音楽の中で生きてる心地がすごいして


だから百鬼夜吼は、自分を生き返らせてくれたルーツであり自分の帰る場所で、すごく大事なモノです。



ー アルバム『774』の中で、エレクトリックな曲が3曲収録されています。特にMVになった「凌駕」は異質に思えました。アルバムがこのような構成になった理由はありますか?



NO-NAME:自分にとってアルバムとは、できた曲をただ集めればいいって訳ではなくて、アルバム一個を通してちゃんとストーリーがあって、アルバム自体が一個の作品として考えています。


なので、聴いてくれる人の耳を飽きさせないように、途中でああいう曲を立て続けに入れた感じです。 あとは、元々攻撃的な自分をだすのが好きです。笑



ー 楽曲「凌駕」についてさらにお聞きします。Music Videoを作られた狙いはありますか?



NO-NAME:狙いといえば、ただ単にあんまりこういったビートの曲がないなって思ったのと、自分の言ってる事と乗せ方が、アルバムの攻撃的な曲より自分を出せてる気がしたので、Music Videoを撮ろうと思いました!



ー 確かにこのような曲調の曲は、最近ありそうでなかったですね。あと「凌駕」は聴いている内に、祭ばやしのような日本的な喧騒感を感じました。そのような意図はあったでしょうか?



NO-NAME:やっぱり自分は何を言っても日本人なので、この国で生きてラップをしてる事を誇りに思っています。なので、日本を感じさせるようなビートの上でラップをする事が好きって感じですかね!




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Album『774』






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