top of page
執筆者の写真ドラム師匠

アイドルグループの一員でありつつ、ソロでは本格的なラッパー 瀧澤彩夏 が、新曲「仇」をリリース| 誰も踏み入れていない領域を切り開く



瀧澤彩夏


この名前が、新たな風を吹き込むだろう。


アーティスト名が英語もしくはアルファベット表記がほとんどの日本のHIPHOPシーンの中で、漢字4文字の名前で勝負するインパクトがある。


彼女は、小学5年生から芸能界で鍛えられ、中学2年生でデビュー。19歳で退所し、ラップの世界へ身を投じることとなる。


当初は女性2MCグループ "どーなつムラ" を結成。名前から分かるように可愛らしさを前面に打ち出していた。


一度は芸能から遠ざかるも、22歳での再起は、.SHAR-LiEというアイドルグループの一員として、ソロラッパーとして甘えのない本格的なHIPHOPを追求する決意を固める。


MCバトルでの武者修行を経て、ソロ3作目となるシングル「仇」を6月24日にリリースした。アイドルがここまでやっても大丈夫か?とこちらが心配になる程、これまで以上にダークに、過激な言葉で毒を吐き出している。彼女のメッセージは明確だ。


「自分の仇は自分で打つ」


これまで受けた屈辱や悔しさを「仇」の1文字に集約。端的な言葉ゆえの切れ味の鋭さは、聴く者に緊張感を走らせる。


最近、XG や Number_i といったグループがHIPHOPの要素を取り入れ、新しいアイドル像を築き上げている。彼女のようにグループでは可愛らしいアイドルをやりながら、ソロではラッパーというハイブリットな形で、誰も踏み入れていない領域を切り開こうとしている。


この表が光輝くほど、裏の影が深くなる

彼女の光と影のバランスが、これからの音楽シーンをどう変えていくのか。

その展開が待ち遠しい…






▼ラッパー Runline が主催するMCバトル〈NEO GENESIS〉に出場した動画




Info


Single「仇」






Comments

Rated 0 out of 5 stars.
No ratings yet

Add a rating
bottom of page