
当サイトが主催するDRILLでイケてる次世代スター発掘企画『TOKYO DRILL2 』
Xにてエントリーした中から、オーディエンスの反応が良かった16名が第一ステージを突破!第2ステージは、用意されたDRILLビートでパフォーマンスをし、この中から8名が次のステージへ勝ち進む。
4夜連続で4人のMCがその才能を披露した。「このヤバいアーティスト、一体何者?」と驚き、興奮したことだろう。この記事では、凡度 / buntes / くずにぼし / Forest55 の4人のアーティストにスポットを当て、彼らの魅力を深掘りしていく。
凡度

重戦車のような出立ちのラッパー 凡度 。『TOKYO DRILL』の前回大会ではベスト3まで勝ち進み、Single「CHUNGHWA」のMusic Videoを当サイトから公開している。
また〈NIKKEI RAP〉にも出場し、第一興商賞を獲得するなど、徐々に露出を増やしている実力者だ。
今回のパフォーマンス動画では、「言われるラップ上手めーな そんなの当然」とスキルと志の違いをアティチュードで見せつける。
大谷翔平を引き合いに出し、今から野球を始めてもあんなスーパースターになれないと分かるのと同じように、今からラップを始めても凡度には追いつけないと力でねじ伏せる。
凡度は今の舞台では窮屈そう。彼をモンスターに覚醒されるかどうかの鍵は、リスナーが握っている…
「今後の結果がどうなるとかこうなるとか 説明いらない」
SoundCloud:https://soundcloud.com/k1jjbmaaudre
buntes(from Buzz Brats)

第一ステージに勝ち残った16人の中で、最も異色のアーティスト。
buntes(ブンテス)は、REGOLITHとの2MCユニット・Buzz Brats のメンバー。卓越したスキルを兼ね備えつつキャッチで口ずさみやすいメロディが特徴だ。Drillのイメージが皆無だっただけに、『TOKYO DRILL2』への応募は意外性を持って迎えられた。
2月16日には、Charluのジャージー・ドリル曲「Morning Already 」のMusic Videoが公開され、爽快なラップを披露している。
パフォーマンス動画では、トラックのさらに上空を飛行するメロディを展開。ダークなイメージが先行するDrillを光が刺す楽曲への変換させている。どんなビートも自分の色に染めてしまう力量は伊達じゃない。
「外を知らぬ奴は井の中で裸のking」
『TOKYO DRILL2』の応募作品では、片親+生活保護と生活苦の中でもささやかな希望を見出すポジティブさがあり、そこからの逆転劇が表されている。迫力あるフローと、一曲のなかでドラマのように感情の波をつくる展開力に注目して欲しい。
くずにぼし

くずにぼし
この名前のインパクトは、一度聞いたら忘れないだろう。青森をフッドとし、Dr.マキダシが中心となって設立された"ドクターインダハウス" に所属しているラッパーだ。
『TOKYO DRILL2』の応募動画では、クローゼットの中でRECし、情景が浮かびまくるストレートな学校生活の描写が話題となる。
2月22日には、自身初となるシングル「Gr Dahn Dahn」をリリース。BPM170の高速Phonkビートにのせ、「グル・ダン・ダン」と小気味いい言葉が鼓膜を小突くのが痛快な作品に仕上げている。
パフォーマンス動画では、寝れない夜をテーマに、自分のことが好きになれない心情をラップしている。
Instagram:https://www.instagram.com/kudzuniboshi/
Forest55

埼玉をフッドととし、『ニートtokyo』にも出演したことのあるラッパー Forest55 。Drillへのアプローチは早く、前回大会のチャンプ・BEREALは「Forest55から影響を受け、Drillを始めた」と公言するほどだ。
2月19日には、政治家の父の元に生まれたラッパー Qreamode のMV「JapaneseMask」に客演参加し、マクスをしていても本物は誰か分かるだろうと挑発している。
キャリアに安住することなく変わらぬスタンス。いつまでもチャレンジャーであり続ける姿勢が、若者の心を動かしている。
Instagram:https://www.instagram.com/forest55man
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