元々、唾奇が住む場所がなくなり、レコーディング機材と共にある男の部屋・604号室に転がり込んできたことがきっかけで始まったという。
その部屋の住人であり、604の中心人物が MAVEL だ。これまでに3枚のEP『4DAYS』『Lack of Money』『KINJO』をリリースしたが、2021年にパタリと表舞台から姿を消すようになる。
そんな中、MAVEL が2月2日にひっそりと新曲「渡り鳥」をリリースした。
それは海外から送られてきた絵手紙のように、異国の香りを身にまとい、美しさと醜さともに見つけた新しい視点が綴られている。
ヨレた音色にのせた優しい口調は、水をにじませた絵の具のごとく淡い景色を拡げ、心に沁みわらせる。この曲についての本人からのコメントはないが、リリックを頼りに今後の活動に期待を寄せてみる。
また出会うための手紙 全世界にむけて発信
〜「渡り鳥」のリリックより引用〜
text by ドラム師匠
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